映画でひとことレビュー

ファミリー・ツリー

2011年、アメリカ
監督　アレクサンダー・ペイン
キャスト　ジョージ・クルーニー、シェイリーン・ウッドリー、アマラ・ミラー

あらすじ
弁護士のマットは、自身が権利を持つ先祖代々から受け継がれてきたハワイの膨大な土地の売却の件で準備に追われていた。そんな矢先、妻がボートで事故にあってしまい、やがて妻の意識が戻らないことを告げられる。

感想
設定は特殊な環境でしたが、家族を顧みず、仕事オンリーなリーマンオヤジをモデルに家族の絆を表現した映画という感じですかね。＾＾；

ハワイを舞台に、景色やなんとも言えないふわふわ感のあるハワイアン音楽に癒されます。

前回、紹介した同監督の「サイドウェイ」のようなオバカはそれほどありませんが、ある意味「衝撃的」な映画でした。（＠＿＠）

妻とは話ができない状況で、娘からある事を聞かされるわけですが、なかなか切ない話です。
家族をほったらかしにしていたとは言え、厳しいおしおきでした＾＾；
土地の売却の件で先祖さまからのメッセージと捉えるべきか・・・。

二人の娘のキャラがお茶目で面白いのですが、寝たきり状態の母を投影してるのでしょう。＾＾

悲しみもありましたが、家族愛のある暖かな映画です。

アカデミー賞は、惜しくも逃しましたが、個人的には、受賞した「アーティスト」よりこちらの方が好きですね。

最後のエンドロールが流れるシーンがとても良いです。＾＾