映画でひとことレビュー

別離

2011年、イラン
監督　アスガル・ファルハーディー
キャスト　レイラ・ハタミ、ペイマン・モアディ、シャハブ・ホセイニ、サレー・バヤト

あらすじ
アルツハイマーのおじいちゃんを抱える家族は、離婚の危機を迎えていた。奥さんは家を出て、夫は、かわりにおじいちゃんの面倒をみてもらうヘルパーを雇うことに。

感想
アカデミー賞で外国映画賞受賞などあちこちの映画祭でノミネート・受賞のオンパレードとのことで興味深々に鑑賞して観ました。
受賞の数がほんと凄いので、こちらでチェックしてみてください。

イランの映画と言うことで、ほとんど馴染みもないし、最初は、抵抗もありましたが、いつのまにか、どんどん引き込まれていってしまい、あっと言うまに2時間が過ぎた感じでした。

序盤から介護関連の内容かなと思いながら観てましたが、次第に思わぬ方向に行きました。予想外。＾＾；

面白い・面白くないと言う枠では収まらないタイプの映画で、完成度やテーマを評価したいと思います。

人間模様やイランの複雑な社会を垣間見ることができますが、特に宗教、信仰心の力の凄みを映画を通じて表現してる印象です。

ハリウッド映画とは異質の引き付けがあり、見応えがありました。