猟奇的な彼女
2001年、韓国
監督 クァク・ジェヨン
キャスト チョン・ジヒョン、チャ・テヒョン
あらすじ
「僕」が出会った「彼女」は、可愛いけど、ものすごく怖くて、猟奇的(けったいな)女性でした。どことなく心に傷のある彼女に惹かれていった僕は、
彼女の心を癒すことを決意!
感想
恋愛とか出会いとなると、必ず「運命」というキーワードが出てきますが、まさにこの「運命」を強調したピュアな恋愛ラブコメディでした。
どうでもよいシーンも後からフリとなって効いてきたり、なかなか凝った構成になっていて前半は、コメディベースで進み、後半は、シリアスなラブストーリーと展開して行きます。
3部構成になっていて、少々長いかと感じる部分はありましたが、ラストには感動的なサプライズもあり、素敵な映画でした。^^
ハリウッドでは2008年に「My Sassy Girl」でリメイク、日本でもドラマ化され、評価の高さがうかがえます。
映画の中で使われるカノンがとても印象的で、たまにカノンを聞くとこの映画を思い出します。
監督のクァク・ジェヨンは、その後、「彼女」シリーズ(※)を何本か制作しますが、中でもこの映画が最も素晴らしい作品だと思います。
※
「彼女」シリーズ・・「僕の彼女を紹介します」や綾瀬はるかさん主演の「僕の彼女はサイボーグ」など。
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2012/10/5