ネバーランド ~ 映画でひとことレビュー ~

お勧め、面白かった映画を中心になるべくネタバレしないようにご紹介!

ネバーランド


2004年、アメリカ、イギリス
監督 マーク・フォースター
キャスト ジョニー・デップ、フレディ・ハイモア、ケイト・ウィンスレット

あらすじ
劇作家バリーは、ある少年との出会いをきっかけに、戯曲「ピータン・パン」を完成させました。

感想
タイトル通りならファンタジーなお話ですが、こちらは、そのネバーランドを舞台にしたピーター・パンの執筆にまつわる実話のおはなしです。

ある母子家庭の息子たちとの交流から得たインスピレーションにより「ピーター・パン」を書いて行きます。

無邪気に遊んでいる子供たちの風景をみながら、すぐに大人になってしまうからつまらないと思うバリー(ジョニー・デップ)の表情がとても印象的でした。
ピーター・パンの世界のネバーランドは、大人になりたくないと思う子供の願望から生まれた世界と思っていましたが、ほんとは、親(大人)がいつまでも子供のままでいてほしいと思う気持ちも込められいるのではと思いました。

ネバーランドを意識してのことかと思いますが、木や森を多用して緑が多く使われていて、とても映像が綺麗です。
どんなところでも、ネバーランドは近くにあり、想像できるんだと言うことを視覚的に表現してるように感じました。

ストーリー全体としては、明るい話ではないのですが、ピーター・パンのモデルとなった少年とその家族の成長を通じて、とても前向きな映画でした。

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2012/10/16