ダラス・バイヤーズクラブ ~ 映画でひとことレビュー ~

お勧め、面白かった映画を中心になるべくネタバレしないようにご紹介!

ダラス・バイヤーズクラブ


2013年、アメリカ
監督 ジャン=マルク・ヴァレ
キャスト マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー、ジャレッド・レト

あらすじ
電気技師でカウボーイのロン・ウッドルーフは仕事の事故で病院に行くが、そこでHIVに感染していることがわかり、余命1ヶ月と宣告される。

感想
こちらの映画はHIV感染者が主人公と言うことでしたが、マシュー・マコノヒーさんとジャレッド・レトさんの役作りが凄すぎました。あそこまで減量してまで臨むとは映画への並々ならぬ思いを感じます。

役作りで減量と言えば、クリスチャンベールの「マシニスト」を思い出しますが、まさに同じような感じでしたね。あれもすごかった~。

これから病気の役を演じる方へのプレッシャーになりそうです。^^;
役作りとは言え、十分、ご注意頂けたらと思います。

結局、アカデミー賞をはじめ、各賞レースでは、男優賞、助演男優賞を総なめしていました。

納得です。

映画の方は、80年代で、同性愛やHIVの偏見が強い中で、一日一日を必死に生きた男の生き様が見れました。

まさか東京が出てくるとは予想外。^^;

HIVに限ったことではないかと思いますが、病と戦う患者と、それを治そうとする医者や製薬会社の間には難しい一面があり、もどかしさを感じます。

そうした中で実在したダラス・バイヤーズクラブの存在は非常に重要な役割を果たしたわけで、主人公のロン・ウッドルーフ氏の影響は計り知れないものがあります。
そして映画もまた影響力を持った素晴らしい完成度になっていました。

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2014/6/8