鑑定士と顔のない依頼人
2013年、イタリア
監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
キャスト ジェフリー・ラッシュ、ジム・スタージェス、シルヴィア・フークス
あらすじ
有名な美術品鑑定士に、ある日、一本の電話がなり、親の残した美術品の鑑定を依頼された。しかし、その依頼人の女性は、いつまでたっても姿を現さない。さて、顔のない依頼任と初老を迎えた鑑定士のミステリーのはじまりはじまり。
感想
こちらは、あの名作「ニュー・シネマ・パラダイス」の監督さんで、もちろん音楽も同じく
エンニオ・モリコーネさんが担当してます。
二人の関係は、ジブリで言うと宮崎駿監督と久石譲さんみたいな関係でしょうか。
いずれにしても巨匠同士がタッグを組んだ作品ですから、さすがに素晴らしい作品でした。
いや~、びっくりしましたね。
タイトル通りで、鑑定士と依頼人が中心となるお話ですが、姿を見せない依頼人を鑑定士は、気になってしょうがないわけですよ。
依頼人は、おしゃれなお邸にひとりで住み、電話越しの声は、若い女性っぽい感じ。
それは、我々、映画を見てる方も同じわけで、早く顔見せろーとなってしまいます。そして、やがて女性が姿を見せる瞬間があり、その演出がいたずら心をくすぶる感じで、わくわくドキドキとなりました。^^
いいおっさんが何やってるんだという感じです。私もですが・・^^;
とても綺麗な方でしたよ~。
このあたりは、映画の中では、それほど重要なシーンではなく、もっとこの映画の驚きをお伝えしたいのですが、ネタバレになってしまうので、やめておきましょう。
素晴らしい構成と観終わった後のじわりじわりとくる余韻が楽しめると思います。
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2013/12/13